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BMWバッテリーのメンテ

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 ソーラー発電で使っているBMW純正バッテリーが使用開始から8年目に突入しました。インジケーターは緑で、まだ使えています。

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車で5年使って、太陽光発電で2年使ったバッテリー。


 先のディープサイクル分解に続き、このバッテリーもメンテしようと思ったのですが、注水口が見当たりません。ラベルの下に十文字の溝が見えるのでラベルを剥がしてみました。

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ユーザーには補水させず、交換で品質保証するということなんでしょうかね。

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500円玉がピッタリ入って簡単に開閉できました。

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全部外しました。見慣れた普通の開放型バッテリーの景色です。

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インジケーターは正常を示す緑色。

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両脇の電極が少し露出しているように見えます。

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比重は水が減った割には軽めな感じ。

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中側の4つのセルは濃い目な感じ。

両脇のセルに30cc程度、その他は10cc程度水を加えました。 

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攪拌するために比重計のスポイトで入れたり出したりしていたら濁ってきました。

薄目の両脇のセルと中側の濃い目のセルをスポイトで入れ替えるような感じで均しました。 

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メンテしやすいようにラベルは剥がして、継続使用です。

また後日負荷を掛けて使用可能時間を測ってみようと思います。 


100均パワーLEDを移植

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 昨年の秋頃から100均でパワーLED付きのライトが手に入るようになりました。このLEDをキャンドゥのハンディトーチに移植しようと思います。

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[スーパーLEDズームライト]100円ショップ・オレンジと100円ハウス・レモンで入手しました。


 まずはこのLEDの特性を調べてみようと思います。先端の基板はケースのネジを緩めたら簡単に取り外せました。これにテスターを繋いで電流を測ってみます。

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発光部が四角いのが特徴。

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チップ抵抗が付いています。この白いチップは表記無し。

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チップ抵抗を測ってみました。値は8.5Ω。

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Volcano3本の電圧は4.02V。

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この電池でLEDを点けてみると、電流が65mA。

 

V=RIから計算すると8.5(Ω)×0.065(A) =0.5525(V)

ということで、Vfは4.02-0.5525=3.4675(V) 

3.4675×0.065=0.225(W)

で合ってますよね?

☆☆☆

 

 このLEDを先日弄ったキャンドゥのハンディトーチに移植します。

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基板から取り外してみると、裏側は金属で、まぎれも無くパワーLEDの形です。

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基板に穴を開けてLEDをハンダ付け。配線もハンダ付け完了。

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ここで一度チェック。電池2本を繋いでみたら眩しく光りました。

あとはケースに入れるだけなんですが

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LEDの白い台の部分の厚み分が影響して、ネジが締まりません。

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リフレクターの底の部分を削りました。これで2mmぐらい稼げます。 

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完成。きちっと締まりました。

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眩しい! 

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ノーマル(左)と比べてみました。どちらの電池も電圧は3.06V。

 上の写真では右の「スーパーLEDズームライト」のLEDの方が明るいように見えます。近所で手軽にパワーLEDが入手できることはありがたいですね。 

炭酸強化添加剤

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 これまで重曹とクエン酸で炭酸ガスを発生させてから水に溶け込ませる方法で炭酸水を作ってきました。これに仕上げ剤として、少量の重曹とクエン酸を添加してPETボトルのキャップを閉める。味を損ねないで、手軽に安く炭酸を強化できないか?実験してみました。

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「ハイレモン」以外は炭酸ガスが発生するお菓子です。


 さらに別の日にもまた買ってきました。

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どれも100円前後。

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40年ぐらい前10円。今20円。雑貨屋の駄菓子コーナーで売ってました。

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1/6(2g)程度入れれば十分泡が出ます。着色料で色が付くのがちょっと難点。

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コストパフォーマンス、手軽さではこれが一番なんですが

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水に溶かすと白く濁ります。泡は出るので惜しいです。

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これは飴の中にガスが閉じ込められた感じです。飴が溶けないので使えません。

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舐めるとシュワシュワ感じるのですが、水に入れても何も起きません。

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三ツ矢サイダータブレットと同じようなシュワシュワ感。こちらは50円。

以下は重曹とレモン系の粉で炭酸ガスと香り付けを同時に得るのが狙いです。

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スーパーで売っている食品用の重曹。60円ぐらい。(@業務スーパー)

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100円ショップオレンジで売っていたアメリカ製の重曹。

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有名なブランドのようです。食品用で454g入り。これはお得!

さて、重曹とレモン系の粉を混ぜるとどうなるか。 

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粉々にしてみましたが水に浮いて溶けにくいです。ほとんど何も起こらず。

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わずかに泡が出る程度。

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家に在ったスポーツドリンクの粉。これもわずかに泡が出る程度。

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ドラッグストアで買ってきました。これに重曹を加えると割りといいかも。

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レモンサイダーを作る感じで5杯ぐらい入れるとおいしいです。(1杯あたり20円ほど)

 粉ソーダとレモネードC500使えるかな。ただ、炭酸を強化するのが狙いだったのですが、あまり強くなったような感じはしません。味を付ける目的で、普通にレモネードC500を5杯ほどコップに入れて、少量の水で溶いてから炭酸水を加えるのがベストかと思います。 

ガラケー水没 → 完全復活?

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 デスクの上に置いてあったケータイに水をこぼしたとのこと。もう今の時点では液晶は点きません。水を抜いて乾燥させれば生き返るか?

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液晶モジュールと表面パネルシートの間に水が溜まっています。


 まずは分解。

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ソルベントを流し込んで慎重にパネルを剥がします。

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パネルは剥離紙に貼って一時保管。

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星型のネジを外し、裏からもドライヤーの熱風を当てて乾かしました。

外からは水滴が見えなくなったので、(水没後8時間ほどで)電源を入れてみました。 

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薄っすらと映りました!ちゃんと読めます。

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SIMを入れて再確認。

 液晶表示以外は問題無いようで、本体内のデータを取り出すことができました。あとは時間が経てば液晶が元に戻るのか、これ以上戻らないのか、ですね。 

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気休めの乾燥剤とともに保管してみます。 

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3日後。点かなかった背中の液晶が復活しました! 

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5日後。回復傾向にありますが、見る角度によって、まだら模様がはっきり見えます。

そしてさらに時間が経つとまだら模様が薄くなってきました!

henka.jpg
左上:水没当日→3日後→5日後→左下:6日後→7日後→8日後

 

 lcd.gif

 

78.jpg
7日後                      8日後

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この角度で見ると下の両端に明るい部分が残っているのが分かります。 

 水没から2週間が経ちましたが下の両が明るいのは変わらずです。使う分には全く気にならないレベルですが、水没の跡が残ってしまいました。
 それにしても、こんな風にちょっとずつ回復するというのは予想外でした。オモシロ~。

バスボム

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 花王のバブみたいな泡の出る入浴剤を作りました。あれって泡で温泉気分を味わうだけかと思っていたんですが、炭酸ガスが血管を拡げて血流を良くするということなんですね。

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1つ10gほどの小型サイズなんで、いっぺんに2-3個使うと丁度いい感じ。 


 炭酸水作りに凝って、先日まで色んなお菓子を買い漁っていました。そのうちのひとつがコレ。泡の出るラムネです。

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これって基本的にはバスボムと同じですね。

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原材料を見ると、重曹、酸、コーンスターチ、片栗粉が入っています。 

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ということで、重曹とクエン酸をコーンスターチで固めてバスボムを作ります。

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型に使えそうなので買ってきました。(@オレンジ)

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うずらの卵に顔を付けるやつです。

 重曹13、クエン酸10、コーンスターチ10の割合で混ぜました。そばを打つような感じでしょうか、手を水で湿らせ、握った時にダンゴが崩れないくらいになればOK。 

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水加減が難しく、入れすぎると発泡してしまい、おじゃんです。

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バスタブに入れて、しゅわしゅわ数秒で終了。(上手く撮れませんでした。) 

 オリジナルな香りとかでないなら自作するメリットはあまり無いように思いました。買っても安いですし。飲み物としてのタブレットなら面白いかも。

電圧表示付きDCコン

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 3年前に作った可変DC-DCコンバータに電圧計を埋め込みました。今までのようにテスターを繋いで電圧を確認しなくてもいいのでとても便利です。

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ツマミを回すと5Vからバッテリーの電圧(写真は12.3V)まで出力を調節できます。


 3年前にこれを作った時はミニルーターのスピードコントローラー用としてだったんですが、最近では実験用のDC電源として使うことが多くなりました。

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中身は秋月で買った[HRD05003E]です。この時も電圧表示を考えたんですが

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DXで買ったラジコン用表示器は電圧が不正確すぎて使えませんでした。

 で、最近になってaitendoでいいのがあることを知り、赤と青を買ってみました。

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7セグの色は赤・緑・青から選べます。極小電圧表示器[VM3D-30V-036]

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早速100均USB充電器で試してみました。電圧は5.08Vを示しています。

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青LEDは赤より100円高く495円です。

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電圧表示器を組み込む前のDC-DCコンバータはこんなレイアウトです。

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ボリュームの所に表示器を付けて、ボリュームは下にずらそうかと思います。

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加工完了。こだわりはt2mmの透明アクリル板をはめ込むところ。 

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Φ5mmのボスを表示器側にネジで止めて

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ケース内側に接着する作戦。

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スペース的には余裕です。

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この位置なら操作性も良さそうです。

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半固定抵抗を調整して、ツマミが最小の時に5Vになるようにしました。

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ウチのテスターとの差は1%程度。

 この極小電圧表示器は色々なところで使えそうです。電圧が低いとLEDが少し暗くなるのが惜しいですが、この値段を考えると十分過ぎです。 

貯金箱開けてみた

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 10万円貯まるBANKを開けてみました。どうしても金が必要になってという訳ではないです。希少価値の高い昭和62年や最後の昭和64年の500円玉が有るのか無いのかが気になって。

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いつから入れ始めたのか全く覚えていません。結構ずっしり、8割は入っている感じ。 

 
 500円玉貯金を始めたのは20年ぐらい前なのかな?少なくとも最初の頃は旧500円玉が普通に流通していたと思います。

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缶切りで開けてしまうともう戻れない、一線を越える感じがいいですね。

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お~~~~~~~~

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感慨深い。

 500円玉がいつから始まったのかを調べてみると、1982年4月だったんですね。90年代の終わり頃、500ウォン硬貨が自動販売機で500円に換えられるってのが問題になって(これは記憶あり)、2000年8月から今のニッケル黄銅貨に変わったのでした。(wiki)

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左の白銅貨がおつりで入ってくることはもう皆無です。

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勘定の結果、旧硬貨が76枚、現硬貨が96枚。合計172枚で86,000円

 思っていたよりたくさん旧500円玉が入っていました。そして昭和62年と64年の硬貨は・・・・・ゼロでした。

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ちなみにギザ10も集めているのですが、こっちはまだ時々おつりに混じってきますね。  

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ダイソーで買った貯金箱に入れ直しました。とりあえず、あと28枚がんばります。

ディスプレイ故障

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 17インチディスプレイの電源が入らなくなりました。先日の多摩地区大規模停電の前日まで使えていたので、因果関係があるのか気になるところですが、とりあえず修理してみます。

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2001年にCRTから買い替えた、我が家初の液晶ディスプレイ[LCD-AD17CS]。 


  実はこのディスプレイ、買って2年後に故障して修理に出しました。どうやらこの機種は同様な故障が多かったみたい。その後の11年は壊れず頑張ってくれて、愛着もわいてます。

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2003年に故障した時の写真。当時修理代は2万円位しました。 

 このディスプレイは12VのACアダプタで駆動するタイプなんですが、ACアダプタのLEDランプが点いていないところを見ると、本体にDC12Vが行っていない可能性が高いです。
 

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ということで、開けてみます。ゴム脚の下にネジがあるタイプなので分解も簡単。

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ノイズ防止(?)の銅箔が巻かれています。

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開けてはみたものの、どこが悪いのかさっぱり分かりません。

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コネクターはDINの4ピンで12Vを出力する変わった仕様。

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黄・青がプラスで、赤・黒がマイナス。この部分でコードを切断します。

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このケーブルを使いつつ、12Vは別の所から持ってくる作戦で行こうと思います。

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秋月で買った4Aまで行ける2.1×5.5ジャックにハンダ付け。

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安全のため、熱収縮チューブで絶縁しました。

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DC12Vはユニバーサルアダプターで出力します。 

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動作確認OKです。やっぱりACアダプターの故障でした。

 一応使えるようになったんですが、以前からワイド画面で、消費電力の低いディスプレイに替えようと思っていました。この機会に買い替えないと、いつになるか分からない・・・。
 ってことでアウトレット品を買いました。値段は11年前の修理代の半値以下です。

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画面サイズは3インチ増えて、最大消費電力は47Wから20Wに低減。 

LCD-AD17CSさん、13年間ご苦労さんでした。さて、古いLCDどうすっかな。


テコリコ丼

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ご飯にハンバーグと卵とレタスを載せれば出来上がり。

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5分でできるロコモコ丼。というよりテコリコ丼。


 基本材料はレトルトハンバーグと卵とレタス。それに冷凍ご飯。原価80円ぐらいでしょうか。

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テリヤキハンバーグなのでテコリコ丼と命名。

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味付けにテリヤキのたれとマヨネーズ。

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ハンバーグをお湯で温めます。

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卵はレンジで1分ほど。

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冷凍ご飯を解凍あたためして、どんぶりに盛り付けます。

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テリヤキのたれをさらっと掛けます。

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レタスを乗せて、マヨビーーーーーム。

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ハンバーグと卵をON。

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前日の余りのマカロニサラダも乗せて、マヨビーーーーーム。

テリヤキのたれとマヨネーズを合わすと何でこんなに旨いんでしょうか。

電源切替スイッチ2

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 ソーラー電源(インバータ)と商用電源を切り替えるスイッチ・2号機を作りました。

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操作性がアップして、見た目もすっきり。

 

3年前に作ったスイッチ(1号機)と基本的には同じです。

 

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機器に送る電力(AC100V)をインバータと商用電源と切り替えるスイッチです。

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1号機はこんな感じでPCの液晶ディスプレイの電源切り替えに使っています。 

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2号機の主な変更点はコンセントの取り付け方とスイッチパネルの色。

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ネジ頭には三角形の溝。でもマイナスドライバーで簡単に開けられます。

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スイッチ部分をニッパーで切って取り出します。

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ダイソーで買えるランプ付スイッチ。品質は十分です。

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ミニルーターやヤスリでケースに穴開け完了。

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スイッチにコードをハンダ付け。

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完成です。コードを後側に3本出して、スイッチ操作がしやすくなりました。

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1号機と並べて。

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液晶ディスプレイの電源切替スイッチを新しく作ったものに交換しました。

 2個目のスイッチを作ろうと思ったのはPCの電源にも切替スイッチが欲しかったからです。今まで液晶モニターに使っていた1号機をPC電源用に回すことにしました。 

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インバータは左がPC電源用、右が液晶モニター電源用。

 ウチのPC電源はスリープにしておけば、1秒程度なら電力が途切れてもそのまま復帰できます。それを知って以来、コンセントを素早く差し替えて電源を切り替えていました。でもこれからはスイッチで一瞬なので安心です。(スリープにしないで切替できるかどうかは未確認) 

クッションフロアのDIY貼り替え

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トイレの床を新しいクッションフロアに貼り替えました。

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石材風のCFに貼り替え完了。きれいになりました!


 クッションフロアは恐らく新築時からそのままなので20年ほど経っていると思われます。取れない汚れがあったり、端っこがめくれたり、痛みも目立ってきました。

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さりげなく花の飾りが置いてあります。

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実はここに小便器用のフランジがくっついているのです。

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CFを貼り替えるなら、ついでに取ってしまいたい。 と、ミニルーターでカットしました。

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塩ビの下敷きを4枚貼り合わせて蓋をし、割り箸で隙間を埋めました。

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ワイドパテで平らにしました。これでやっとスタートライン。このあと古いCFを剥がします。

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便器の接合部から水が滲んだ感じですが、それはまた別途対処することにします。

 クッションフロアを買いにホームセンターに行くと、91cm幅と185cm幅のものがありました。このトイレの横幅は97cmあるので、185cm幅のほうを買ってきました。 

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便器の型を取り、それをテンプレートにしてクッションフロアに書き写します。

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カッターでくり抜いて、後ろの方を直線カット。

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接着剤を塗る前に置いてみて、壁に合わせてカッターで切りました。

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奥半分に接着剤を塗り終えたところ。10分乾かしてからCFを乗せます。

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奥は接着完了。手前を同様に接着剤、撫で刷毛、ローラーで圧着します。

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仕上げに便器の縁をコーキング。指で伸ばして、布でふき取りました。

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合わせ目にシームシーラー(しゃばしゃばの塩ビ系接着剤)を塗ります。

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完成!きれいに出来ました。これならお金取れるレベルだと思います。

☆☆☆☆☆ 

実はトイレがもうひとつあるので、残りのCFを使ってこちらも交換します。

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剥がした古いシートをなぞってカットしました。これは正解。きれいに仕上がり、時間も短縮。

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半分接着剤を塗り終えたところ。

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完成です。 作業時間は2つのトイレ合計して6時間ぐらいでした。

【材料】

  • 185cm幅クッションフロア2.1m     3,129円
  • クッションフロア用FGボンド3kg   2,138円 (1kgで十分でした。)
  • シームシーラー              516円
 床に貼ってから周りを切る方法もあるようですが、先に正確に切っておいてから接着した方がきれいに出来ると思います。古いCFがきれいに剥がせたら、それをなぞるのがベストです。

エンジン警告灯点灯でOBDチェック

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 とうとうガタが出始めたか、エンジン警告灯が点灯してしまいました。思い当たるフシは、下り坂でニュートラル走行したぐらいなんですけどねぇ。参ったなぁ・・・金かかりそう。

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エンジンの吹けやパワーは今のところ問題ありません。


 ネットで色んな事例を調べてみると、吸気系のホースに裂け目が出来て、ガスが薄くなっていたりとか、O2センサー自体が壊れて警告灯が点くこともあるとか。とりあえずOBD2をスキャンして、何が異常なのかを知りたいところです。

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取説には正規ディーラーで点検をってあるけど、OBDスキャンだけ頼むといくら位するの?

 高そうなので自前でスキャンすることにしました。 [ELM327]というデータを吸い出す中国産品なら1,000円以下で買えます。フリーソフトをインストールしたPCやスマホに無線で繋げば故障コードが分かるらしい。

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amazonで買いました。全く使えないというレビューも多数ありますが、まあとりあえず。 

国内発送となっていた店で買って正解。3日後には商品が届きました。

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多くのレビュー通り、付属のCDはバスターで反応しまくり。 

 ウチのE46(318i)の場合、OBD2コネクターはアクセルペダルの右上の方にあります

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OBD2のコネクタに差し込んだら、常時電源で赤LEDが点灯。

 まずはノートPCで繋いでみようと[ScanTools.net]をインストールしました。 

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このソフトでどこが異常なのかを知ることと、とりあえず警告灯を消したい。

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その前にBluetoothの設定。右は手動でCOM2のポートに作りました。

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PCと[ELM327]まではPINコード:1234を入力して、すんなり繋がりました。

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ところが何回やっても"Communication error"でデータが吸い出せません。

ん~。スマホで繋げたら使えるかも?続いて[Torque Lite]を試してみます。

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その前にペアリング。PINコードを入力することなく完了したようです。

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[Torque Lite]を起動すると、"Adapter not found" でいくらやっても繋がりません。

 [OBD Info-san!]のトライアル版も試しましたが、やっぱりダメ。
 どうもPC・スマホ←(BT)→ELM327間は繋がっているようですが、その先の通信が上手く行かないような感じです。(ELM327のLEDは赤が点いたままで黄色が1,2回点滅)

・・・・・ハズレを掴んだってことで諦めました。

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返品するのもアレなんで、分解してみました。700円にしてはちゃんと出来ている感じ。

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ハンダ不良は無いみたいですが、何が悪いのかはさっぱり分かりません。

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気が付いたのはLED窓が5個あるのに対し、実装されているのは3個だけということ。

 使えないのは品質的に不良なのか?相性の問題なのか?やり方がマズイのか?さっぱり分かりません。この手の安い中華商品を買って、使えた人と使えなかった人(3割ほど?)がいるのが現実です。ってことでまた別の安いのを注文しました。届いたら再度試してみます。

ELM327・2コ目が到着

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 先日買ったOBDスキャンツール[ELM327]は何度やっても上手く使えませんでした。そこで続けて2つ目の商品を注文していたんですが、それが届きました。

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今度は小型の青いヤツ[Vgate Scan]をチョイス。これもよく見かける商品です。


 エンジン警告灯が点灯して以来、故障コードの読取りと警告灯を消すことに時間を費やしています。[ELM327]はアタリ/ハズレがあるようなので、すぐに1つ目を諦めてコレを買いました。

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またamazonで、国内発送の店から購入。送料合わせて1,200円ほど。3日で到着。

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早速装着。

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まずはPCで試そうとBluetoothを設定しました。

 ソフトはまた[ScanTool.net]を使ってみます。ポートをCOM4に設定して、通信を開始。

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ん~~~またハズレか?。ここから前に進みません。・・・・・とりあえず一旦中止。

今度はスマホで試すことにしました。アプリは[TORQUE]を使ってみます。

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しばらく待ったら車のアイコンまで点きました。なんか上手く行ったっぽい。

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出た~!

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やっと接続できたので、このチャンスを逃さないように急いでエラーを消去。

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やった~!エンジン警告灯が消えました。

まずは一安心。さっき上手く出来なかった[ScanTool.net]でもう一度試してみると

 s-elm327bl005.jpg
あれ?使えるじゃん。色んなライブデータが抽出できました。

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1-2行目が問題の箇所です。(この数値では警告ランプは点きません。)

 s-elm327bl007.jpg
このページより後のページはデータが無く、全部N/Aでした。

 抽出されたFault Code[P0170]をネットで調べていたらコード一覧を発見。

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O2センサーが規定外の異常な数値を検出したようです。 

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T字のホースが劣化してエアを噛むことがよくあるらしいですが、ウチのは大丈夫です。

 ところで2つのELM327はどちらもV1.5と表示されていました。もしかして1個目もやり方が悪かっただけで使えるのかも? と再度接続を試してみました。

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ハズレと思って分解してしまった1個目も何故か使えました! (成功確率は低いです。)

 これらの安いELM327はある時は使えたり、またある時は使えなかったり、その法則性がよく分かりません。どういう状態だと上手く通信できるのか現在調査しているところです。でもまあ「フォルトコードを吸い出して、警告灯を消す」という目的は達成したので良しとします。

 エンジン警告灯のほうは消した後50kmほど走りましたが、再度点灯することは無く、大丈夫っぽいです。近いうちにプラグの焼け具合をチェックしようと思います。

【関連記事】 

ELM327の分解と改造

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 ELM327を2つ買いましたが、どちらもVer.1.5です。後から買ったほうの中身がどうなっているのか調べてみたいと思います。

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まずはラベルを剥がしました。LEDが縦に並ぶバージョンもあるのでしょうか。 

 

ケースを開けてみると基板が現れました。 
 

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最初に買ったモノとは全くの別物でした。 

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裏面にBluetoothの基板とELM327のクローンICが載っています。

ここでちょっとひねって組直すと使いやすくなります。 (車種によると思います。)

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OBD2コネクターを元の位置から反転して溝にケースをはめ込みます。

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加工は必要ありません。簡単です。(他のELM327も同様。多分。)

 バラしたついでにON/OFFスイッチを追加することにしました。スイッチがあれば車に挿しっぱなしで使ったり、通信が上手く行かない時に電源を入れ直したりもできます。

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Linkmanの極小ロッカースイッチ。

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ミニルーターやヤスリで穴加工完了。

 一番端の16番PINがバッテリー電源なので、その間にスイッチを繋げます。 (BMWは1番PINがイグニッションON(+12V)らしいのでそちらに繋げば連動するかも。)

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スイッチの端子は基板に接触しないように短く切りました。

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こんな感じにスイッチが付きました。

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ネジを締めたらラベルを貼り付けて完成です。

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電源その他のランプが点いているか確認しやすくなりました。 

 これを取り付けておけば走行中もスマホで色んなメーターを表示することができます。まずは再度エンジン警告灯が点かないようにO2センサーの値を監視しようかと思います。

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ドロラーメン

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ドロっとしたラーメン。麺によく絡みます。

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食感は天一に似ています。

 

ベースはいつもの塩ラーメン。なのでコテコテというわけではありません。

 

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あっさりしたスープなので、何にでも合います。

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トッピングのもやし。レンジで2分。

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卵もレンジで1分。

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スープの粉を半分ほど入れてお湯で溶きます。

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そしてドロラーメンの素。そう、コーンポタージュです。

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ソーセージも追加して完成です。

何のことは無いコンポタラーメンですが、これはこれで旨いです。


スマホルダー(車用)

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 車で使うためのスマホ用充電ホルダーです。置くだけでも滑らないこと、充電しながら使えるのが特長です。

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スマホをOBD2につないで、エンジンの状態を表示しているところ。


 以前に作った充電ホルダーの改良です。車で使うと振動や遠心力でホルダー(スタンド)が動いてしまうので、この点を手直ししました。

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滑り止めの接着シートを細く切って貼り付け。

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要らない成形品を切った物(錨)とメガネクリップをテグスで繋いだ固定具。

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錨をエアコンの噴出し口に落とします。

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スタンドの足をメガネクリップで挟めば滑り落ちることはありません。

 作ってはみたものの、この角度だと画面が反射して見にくいのが欠点です。スマホの位置や角度を変えて取り付けてみようと、ダイソーでまた別なホルダーを買ってきました。

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付属の粘着テープで貼り付けるタイプ。ボールジョイントで首が動きます。

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"Torque"のメーターが並んだ画面。

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エンジン警告灯が点いた原因のFuel Trim (Bank 1)を監視中。

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実はコレ、バイザーの隙間に差し込むとイイ感じに留まります。

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ワンセグもOK。駐車場でシートを倒して見れば極楽。

 このホルダーは固定した後にスマホの角度を調節できる点が中々イイと思います。が、何なの?この注意書き。 

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買ったものをどう使おうと勝手だろ? 余計なお世話だね。( ̄へ ̄井)

 バイザーの所にホルダーを付けるほうが見やすいし、収まりも良さそうです。充電を諦めて、ケーブルが無いほうがスッキリしていいですね。

犬のジェネリック薬

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  いつもこの季節に買う犬の薬はフィラリア予防のハートガードプラスとノミダニ駆除のフロントラインプラスです。今回はジェネリック薬を買ってみました。

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フロントラインプラスの海外ジェネリック薬とカルドメックチュアブルの海外版。 


 HeartGard PlusFrontLine Plusはジェネリックの低価格品がいくつかあるようです。 

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成分が全く同じ製品(中型犬用6コ)を比較。相場的にはこんなところでしょうか。

 フィラリアの薬を病院以外で入手するには輸入品を買う以外ありません。いつもHeartGard Plusを個人輸入していますが、ジェネリック薬を安く買える所が無いか探してみました。

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StrongHeart Plusは送料込み$30ぐらいが多いようです。(写真はY!画像検索より)

 結局いつもの所で買うことにしました。ここは本家HeartGardが送料合わせて$29ほど。

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ただ、ここ(いつもの所)はバスターが反応するのでちょっと気持ち悪いです。

 今まではFrontLine PlusをHeartGard Plusと一緒に同じ店で買っていたのですが、国内正規品と価格差があまり無いことに気づき、ジェネリックを他店で買うことにしました。 

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見つけた店ではフィプロフォートプラス6本で26ドル。これは安い。(写真はY!画像検索より)

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ペイパルで決済完了。

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この店は全世界に送料無料の上、追跡もできるので安心です。気に入った!

そして待つこと1週間。 

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先に届いたのはHeartGard Plus。(from UK)

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1日遅れでFiprofort Plusが到着。(from シンガポール) 

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初めてのジェネリックですが、中身を見たところ特に問題無さそうです。

 動物用医薬品の個人輸入についての是非や、フィプロニルの毒性・環境への影響については意見の分かれるところです。ここではそれを議論するつもりはありませんのであしからず。(そんな訳で店の名前は伏せています。)

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スーパーLEDズームライト2AA化

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 パワーLEDが付いた100均「スーパーLEDズームライト」をいじくります。単四を3本使うタイプの商品ですが、これを単三2本で光るように改造します。

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上:単三2本型(改造済み)    下:単四3本型(買ってきた状態)


 今までに球だけ使って余っていたガワが何個かあったので、これを利用しようと思います。

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シマヽが終わる所で切って、接着します。

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二塩化メチレンで貼り付けた状態。段差があります。

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溝をヤスリで削ったり、外側を水研ぎしたりして、だいぶ繋ぎ目が目立たなくなりました。

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ケースが完成。

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パワーLEDはそのまま使います。

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金属の細板をハンダ付けして延長。チップ抵抗は外します。

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Φ0.8の穴を5ヶ所。

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CL0118Bと47μHインダクタをハンダ付け。(配線図はこちら

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HI塩ビ管(外径22、内径16)に金属の細板が通る溝を彫ります。

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ケースに入れた状態。(ミゾは途中で止めたほうが良かったです。)

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点灯確認OK。 いいね!

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電池の電圧を測ると、2AA:2.61V、3AAA:4.02V。

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左:2AA  右:3AAA

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ズームをワイド方向にスライドしてみました。

 樹脂ボディは切ったり貼ったりできるので改造も簡単です。この「スーパーLEDズームライト」は2AA化するのにピッタリの素材だと思います。

ヘアドライヤーの修理

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 ドライヤーの電源が入らないので見て欲しいと依頼を受けました。使用頻度は少なく、久しぶりに使おうとしたら動かなかったとのことです。

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スイッチをスライドしてみると全く抵抗が無く、スカスカです。


 スイッチの所が壊れているような感じですが、念のためコンセントに挿してみました。が、やっぱり動かず。それではネジを外してみます。

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ハンドル部分のネジ2つを外します。

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すぐに原因が分かりました。スライドスイッチの出っ張りを囲むリブの割れです。

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折れたリブは力が加わる所なので、接着した後ABS板をエポキシで固めて補強しました。

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横からはめ込みます。

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修理完了。 

 今回の故障の原因は単純な樹脂の割れでした。電気的な故障でなければ危なくも無いし、直すのも簡単です。 もしスイッチがスカスカに動いたら、まずは分解、そして接着です。

[カッコいい] ロケットストーブを作る

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 効率よく燃焼し、簡単に作れるというロケットストーブ(エコストーブ)です。3.11大震災後その存在が注目され、広まってきました。私としては「簡単に作れる」ことより、「カッコよく作る」ということに重点を置いてみました。

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市販のゴトクをビルトイン。ハンドルを付けて、渋い色に塗装。 


 なぜこの暑い時期にストーブなのかというと、秋にワークショップを行う計画があり、それに向けて今から試作をということです。まずはペール缶を使ったオーソドックスな物を作ってみます。

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ペール缶は自動車用品店で貰って、煙突はコメリ(田舎店)で買ってきました。

 ロケットストーブは2つのペール缶を重ねて中の煙突(ヒートライザー)を長くすると効率よく燃焼します。多くの場合、上の缶を上向きで固定しますが、私は下向きにしようと考えました。この方が隙間無くピッタリはまるので、綺麗に仕上がると思います。

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上の缶を開口部から80mmの位置にマーキングします。

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グラインダーで切断。ハンドル部分は後で切って使います。

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上の缶の底に煙突が通る穴を開けます。

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下の缶の横にも煙突が通る穴を開けます。

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グラインダーで切り込みを入れます。

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下の缶の底に切り取った注ぎ口部分をタッピンビスで止めます。(一押しアイデア)

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内側はこんな感じに。

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直筒を丁度いい長さにグラインダーで切断後、煙突を組んで通します。

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上の缶を逆さにはめ込んで、タッピンビスで止めます。

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振動を加えながらパーライトを詰め込んで、最後にキャップします。

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ゴトクの直径がペール缶よりわずかに大きいので、グラインダーで削ります。

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完成!ですが、ここまで出来たらせっかくなので塗装してしまいます。

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200円のアクリルラッカーで塗りました。(煙突の根元のみ耐熱スプレー使用。)

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教科書通りの基本構造なので、性能的には問題ないと思います。(後日燃焼テスト予定。)

【材料】

  • ペール缶×2                      タダ
  • 106mm排気筒(直筒、エビ曲げ、T曲げ)   2,409円
  • パーライト18L×3                1,775円
  • コーナンPB七輪用ゴトク               516円
  • M4タッピンビス                     108円
  • D2PBラッカースプレー                 204円

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 この後、もう一回り小さいロケットストーブも作りました。これについてはまた別途紹介します。

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直径約17cm。これぐらいのサイズで燃焼性能が良ければ最高です。

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